３月２７日無事に卒園式が終わりました。今年ハイジから小学校に上がるのは８人（しゅん　君　たっ君　かな君　たく君　ももちゃん　とも君　ひーちゃん　ゆづちゃん）です。

卒園児のゆい君（中２）ママと話をしていて「今年は８人卒園です」と言うと「えー！！」とびっくりしています。「１０年前は全体の人数が１０人前後だったのにね～」と言っていました。確かに！！そうでした。

子どもが風邪を引いて何人か休むと、１時間もかけて通勤してきたのりこに「すいません。今日は人数が少なくなっちゃったので帰ってもらってもいいですか～？」って言ったこともあります。のりこは「は～い！」と言ってバックも置かずくるっと回って帰っていきました。新しく入ったばかりのまゆゆはびっくりしていました。

そんなのありっ！？ってとこですよね～（苦笑）

 

しゅん君は３才から入園です。しゅん君にはお兄ちゃんのかい君（高校１年）がいるのでしゅん君のおうちとは、かれこれ１２年の付き合いになります。しゅん君パパは初めてハイジを見にきた時のことを卒園式のあいさつで

「長靴で水を飲んでいる子がいました～！その後バケツの水を飲もうとしていたのをゆうこさんが止めていたんですよ～」と言って笑っていました。でもこのくらい自由なところなら自分を確立できるかもしれない。と思ってくれたそうです。

１才から入園のたっ君とかな君とは５年間一緒に過ごしました。卒園式に小さい時の写真や動画をまとめたＤＶＤを見てママパパたちが「かわいかった～！」と言っていました。

先日、１つ年下のゆう君が水の入ったスプレー式のボトルを気に入って持っていました。貸してほしい！としゅん君がしばらく待っていたようなのですが絶対貸さないゆう君。そのうち「貸せ～！」としゅん君が怒り出しゆう君を叩き始めました。しゅん君だって待っていたし、ゆう君だって貸したくないし・・・

しゅん君とゆう君の間に入って止めようとするかな君。かな君が叩かれています。

私が「もうしゅんに渡そう・・・」とゆう君に言っても首を横に振っています。すると、たっ君が「渡さないとずっとやられるぞ」と言いました。言い方はぶっきらぼうだけど、ゆう君のことを心配していることがわかりました。

やっとボトルから手を離したゆう君。かな君がしゅん君に持って行ったけど、しゅん君はちょっと使っただけでもういらないらしく、またすぐゆう君の元に戻っていました。

 

たく君も１才から入園。とっても手のかかる姉が２人いて、いつのまにか大きくなっちゃったって感じです。愛着しているメーメー（羊の形をした１５センチくらいのタオル生地の布）を毎日持って登園でした。そのお気に入りのメーメーをなくしてからバスタオルがメ―メ―となり現在は３代目のバスタオルを持ち歩いています。

たく君は体が大きいこともありケンカになると必ず勝ってしまいます。その度に「優しく優しく」って何度も言いました。この冬辺りから正義の味方のことが多くなり小さい子の面倒をよく見てくれています。「たくちゃん！ありがとう！」とみんなが言っています。

 

この４人は年がら年中ケンカになっていましたが、その分、今誰がなにを考えているのか？どうしたいのか？あ・うんの呼吸でわかっている感じです。このままの関係が続いていくことは間違いないだろうな～と思っています！

 

ももちゃんは３才から入園です。

今年の２月のある日「もうおうちの子やめます」事件がありました（笑）

特に何があったわけではないけど突然ももちゃんが「うちの子やめる」と言い出し荷物をまとめてハイジに行く。ということになったそうです。ももちゃんママからのラインには「何もしてないしケンカもしていない。謝るのも変だし、おうちの子やめないでって気持ちにも特になれず。それでもママママ言ってくるから、もうママじゃないんですけど～。と言ったら『おばさん！』ですって！」

これを聞いてみんなで大うけ！！

結局この日はゆづちゃんママが泊まってもいいよ！と言ってくれてゆづちゃんの家に行きました。でも夕方になって帰りたくなったので帰ったけどね。

どうぞこのままのももちゃんでいてください！（笑）

 

 

とも君は半年だけの入園でした。

白いワンピースで登園！女の子と仲良く遊んでいました。でもそのうちワンピースも着なくなり男の子とブロックや砂遊びにも夢中になっていきました。しょう君（２才）のことが大好きで何をされても怒らないとも君。仲良し兄弟みたいです。日曜日もママ同士で連絡を取り合って遊んでいるくらいです。

 

ひーちゃんは２才の時に入園。小さく生まれたひーちゃんですが、いっぱい遊んだしケンカもして、本当にたくましくなりました。一度他の園に転園したのですが、やっぱりハイジがいい！と言って戻ってきてくれました。その時ひーちゃんが「ゆうこー！戻らせてくれてありがとー！」とふざけながら叫んでくれたことが嬉しかったです！

 

ゆづちゃんは赤ちゃんの時に３ヶ月だけ入園。３才でまたハイジに戻ってきてくれました。繊細で優しくておもしろい！この前はふざけながら叫びながら「ゆうこがいたから自由になれたー！」と言ってくれました。「あっ・・・そう・・・」としか返事しなかったけど、まゆゆが「名言だね～」と言ってくれました。

子どもはもちろん、ハイジに関わるみんなが自由になれている感じなので何よりです！

 

みんな～卒園おめでとう！またすぐ遊びにくるだろうから淋しくはないです！またね～！

 

 

話は変わるのですが３月は私が少し体調を崩して初めての長期お休みをもらいました。

「ゆうこさん大丈夫ですか～？」

「ゆうこさん大丈夫かな～？」

「ゆうこさん大丈夫だよね～？」

という声があちこちから聞こえてきました。そして卒園児からは

「ゆうこなら大丈夫！」という断言的な言葉をもらいました。正直どこが大丈夫なんだよっ！と思ったけどゆうこ（なら）大丈夫という言葉に

「まっそうかな～？そうとは思えないけど・・・そうなのかも～？！」と思えてきました。

私なら大丈夫って卒園児が思っているのなら本当に大丈夫のような気がしてきました。

 

これはいつも私が子どもたちに言っている「出来るよっ！大丈夫だよ！」って言葉です。

信じてもらうことで自信がもてる！！

いつも子どもに自信を持たせたいって思っていたけど、私が逆の立場になって初めて信じてもらうことの大切さを実感することができました。

みんなに支えてもらえた一ヵ月でした！

ありがとう！