2020年2月「年長さん」

今年は6人の年長さんが卒園です。今はがっちり「仲間」として日々楽しく元気に過ごしていますが、ここに至るまではそれぞれが色んなことがありました。

 

そうちゃん・・・昨年の9月から入園でした。妹二人と一緒に入園とはいえ殆ど出来上がっている友達同士のところに最後の半年だけハイジにくるとなると正直不安はありました。でも大丈夫!必ずそうちゃんの居場所は作れる!みんなと仲間になれる!という何だかわからないけど確固たる自信もあったりしてのスタートでした。

最初のうちは前に通っていた園の友達の名前を一人ずつ紙に書いて「あの子はこうなんだ~この子とこの子は兄弟なんだよ!ゆうこもちゃんと覚えてね」なんて言って懐かしそうに話ししていました。会いたいんだろうな~淋しいんだろうな~と思いつつ・・・でも会いたい気持ちをごまかしてハイジで過ごすのは違うと思ったので「会えたら会いに行こうね!」と話をして前の園の話をいっぱい聞いていました。

体を動かすことが得意なそうちゃん!足も速かった!今まで足の速さはしょう君が一番だったこともありしょう君はちょっと面白くないようです。しょう君側についていた男の子も面白くない時期もあり(そうちゃん!やだっ!)と言われていた時もありました。がそれでもちゃんとハイジにきて自分のやりたい事が出来なくても何とか伝えようとそうちゃんなりに頑張っていました。そのうち「のりこーサッカーやろう!縫い物もやりたいから布買ってきてー」など大いばりも始まりました!大人を振り回すことで自分のありのままをさらけ出すことで自信をどんどんつけていった気がします。そうちゃんママが入園した時泣いていたすずちゃんを抱っこしているあーちゃんを見て(すずちゃんとあーちゃんは姉妹)「すごいね~うちの子は絶対下の子を助けることはしないと思う」と言っていました。がこの前妹のまちゃ(4歳)とみーちゃんがケンカしていてまちゃが大負けして泣かされている時に駆けつけて「まちゃのことはやらないで!私のことは何やってもいいからっ!」とまちゃを守った時は涙が出そうになりました。近くにいた子ども達もこれには『心が動いた』と思います。次の日、ももちゃんが女の子(みあちゃん、ゆづちゃん、あーちゃん)3人に何やら言われ泣いてたら、ひーちゃんが「もものことはやらないでっ!私のことは何してもいいからっ!」と言ってももちゃんを守ったらあーちゃんにボコボコにされていましたが・・・(すぐ仲良くなります)
そうちゃんとは短い時間だったけど中身の濃い貴重な時間でした!

 

みーちゃん・・・みーちゃんが生まれる前にゆう君(みーちゃんの兄)が初めてハイジにきてくれました。お腹の大きなママとゆう君とハイジのみんなで散歩に行ったりみーちゃんが生まれてからはゆう君とパパとハイジのみんなで散歩に行ったりと・・・みーちゃんが生まれたとき沢山の人がみーちゃんを抱っこしてくれていました。それから3年が経ちみーちゃん3才の時ハイジに入園です。

ある日の散歩で自販機にてジュースを買うことになりました。何にするか?みんなで選んでみんなが納得したうえで購入!しっかりみーちゃんも飲んでいました。が急に「これじゃ嫌だったー!」と泣き出したみーちゃん!みんな目がテン!よくよく話を聞くと何日か前にゆう君と自販機に行った時、自分の思った通りのジュースを買ってもらえなかったことを思い出して悔しがって怒りだしたようです(苦笑)色んなことが思った通りに動かないと全身で表現するみーちゃんです。小さい子にも少しでもじゃまされたら本気で怒っていました。

少しの間ハイジに通えない時もあってお休みしていた時期もありました。が今では転んだ子がいるとすぐ駆け寄って「抱っこする?大丈夫?」と手を差し伸べるみーちゃん!そして抱っこして泣き止ませてくれたりもします。とはいえ今でも嫌なことがあると悔しがって怒りまくって泣きまくって叫びまくっています。1年くらい前までは1時間でも2時間でも怒っていたみーちゃんも今は10分くらいで「ハイ!終わり!」と自分で決めて自分で立ち直って自分で前に進むみーちゃんがいます!!絶対何とかしたい!絶対こうしたい!という絶対の気持ちが人より強いみーちゃんはこの先立場の弱い人に寄り添える、立場の強い人に立ち向かえる強さがあると信じています!

 

ゆう君・・・3人兄弟の一番下のゆう君。みなちゃん(中1)とゆかちゃん(小4)のお姉ちゃんがいます。ゆかちゃんが年少の頃ハイジにきてくれて・・・あれから6年です。

ゆかちゃんはハイジに通わせたいと思っていたママですがゆかちゃんは「お姉ちゃんのように幼稚園がいい!」とゆかちゃんが決めて幼稚園に行きました。そんなこともありゆう君は絶対ハイジ!!と決めていたママ・・・それでもゆう君は泣いているしハイジ行きたくないってしばらく言っていたし、友達ともそんなに関わらないし・・・長泣きすることも泣き叫ぶこともなかったけど、ちょっとずつ自己主張もして大騒ぎして大笑いして大泣きもして毎日楽しそうに遊んでいます。こんなこともありました。ある日お姉ちゃんがお弁当持ちでした。ゆう君もハイジに弁当持って行きたい!と言っていたらしくママから弁当持参していいですか?と連絡がきました。どうしても持っていきたいと言っていたそうです。「いいですよ~」と軽く返事をしました。多分一人だけ弁当を出して食べていたらみんなに「ずるいよ~」って言われて片付けることになるだろう。冷蔵庫に入れておいて持ち帰ってもらうことになるだろうと予想していました。給食中に一人だけ弁当を開けました。もちろん「ゆう君~何でぶどう食べているの?何で一人だけ弁当?」とみんなが次々にゆう君に向かって色々言い始めました。そして・・・泣いているゆう君・・・

「はい。もう終わりにしよう。ゆう君お弁当は持ってくるとこうなるから、もう冷蔵庫に閉まっておこう」と言うと首を横に振っています。そして泣きながらも全部ぺろっと食べていました。これを見た時「お~ゆう君!すごい!ちゃんと自分のやりたいことはやり通すんだ~!」とスタッフみんなで笑っちゃいました!このまま自分の道を貫いて欲しいです!

 

けい君・・・二男であるけい君が生まれてからママの生活は一変!!けい君が寝ない!1日中抱っこしていないと1日中泣き続けるという本当に大変な子だったけい君!

初めてママに会った時は本当に疲れ切っていて本当に大変そうでした。そしていっ君(長男)がハイジにくるようになりました。けい君も2才からハイジにきています。パパとママを散々振り回していたけい君はにっこり!すっきり!さっぱり!といった感じでした!ハイジで何かひとつ嫌なことがあるとやだっ!とはっきり言うけいすけ!ケンカも度々でした。足が痛い(成長痛)時は大泣きして足を引きずっていました。でも楽しいことがあると全く足のことなど気にせず遊んでいます。この頃毎朝、整骨院に通ってからハイジに登園という日々あってママが大変な時期もありました。(今も急に帰りたい)と言って帰るときもあります。そんなけい君はみんなの人気者でまちゃ(4才)はけい君大好き!「手を繋ぎたい!」と言えば絶対に邪険にしないで必ず手を繋いであげています。うた君とみず君のケンカの時も仲裁に入って何やら話をまとめてくれていたりして・・・本当に感動してしまいます!このまましばらくはママとパパに甘えまくって、でも外ではかっこいいお兄ちゃんでいくのかな~?って思っています。

 

あーちゃん・・・ハイジの卒園児のこう君ママからの紹介であーちゃんが2才のときからきています。嫌なことがあると小っちゃい体で全身からみなぎるエネルギーを出して泣き続けるあーちゃん!これには泣かせた子もうんざり・・・でもこのエネルギーがあーちゃんの強さです。年上のお姉さんたちからも可愛がられていてあーちゃんの取り合いもしょっちゅうでした。運動会の時ひとつ上のなみちゃんとあやちゃんに「あーちゃん!〇〇して!」など強い口調で言われても上手く立ち回るあーちゃん。あーちゃんママがこれを見て「すごいわ~ちゃんと上手く付き合っているんだんね~」と感心していました。

4才の時はドレス大好き。ドレスでハイジにきてドレスのまましん君としょう君の3人で派手に水と砂遊びしていたあーちゃん!次の日もドレスできました。あーちゃんママは「昨日のドレス手洗いで洗ったんだからね。今日はドレスのまま砂遊びしないでね。これは約束!!」と強い口調であーちゃんに言い続けていました。

その後すぐ帰らないで私とママで立ち話です。そこにしょう君がたまたまやって来てあーちゃんママをみた瞬間「あっ・・・まだいたの・・・」とボソッと言ってどこかに言っちゃいました。「ハイ!じゃまですね~私もう仕事行きます!」と笑って仕事に出かけていきました。(笑)しょう君達にしたらそんなにあーちゃんのこと怒らないでよ~ってとこのようです。みんなこの時はあーちゃんの味方でしたね~!

あーちゃんは元気で明るく優しい楽しい子!というイメージに思われることが多いです。がハイジではいじわるすることも沢山あります。パンツ被って走り回っていることも毎日です。周りからのイメージなんて取っ払って自分らしくただただあーちゃんらしく楽しく過ごして欲しいです!

 

しょう君・・・2才の時初めてハイジに来た日「ママ~泣いちゃってごめんね」と言って泣いていました。自分が泣いたらママが悲しむということをちゃんとわかっていたしょう君でした。あれから4年!たくましく強く優しくなりました。しん君にいつもちょっかいを出され泣くか諦めるかしか選択がなかったしょう君。ある日何かのきっかけでしょう君がしん君に立ち向かっていきました。そして砂場で泣き叫びながらの取っ組み合いのけんか!映画のワンシーンのようにしん君がしょう君の上にまたがったり、しょう君がしん君の上にまたがったり・・・もの凄いケンカをしました。ここまで感情が出たら大人は止められない。このまま見守り続けます。2人の力が抜けた時2人を離しました。しん君も初めて泣いていました。この辺りから2人の関係は対等です。誰でもないしょう君が一人で立ち向かいしん君を泣かせた数十分の出来事でした。が、この日があったとなかったでは人生の生きる意味が大きく違うんじゃないかと思っています。力の強い人だって必ず弱い所もある。体が小さくたって本気を出せば勝てるということを心で理解したと思っています。

この様子を私としょう君パパで見ていました。私は見守る!と決めた姿勢を一番に尊重してくれたしょう君パパに感謝します。

 

こうやって6人のことを考えて書いていると涙が出てきます。きっと本気で遊んで本気でケンカして本気で仲直りして本気で許し合ってきたみんなはもしかしたら日本中探してもそんなにいないのかも??

大人はもちろんケンカも仲直りもそう簡単には出来ないし・・・私たちが小さい時もこんな経験した人は少ないのかもしれません。だからこの子達は私たち大人を遥かに超える強さと優しさを必然的に持ち合わせていくんだろうな~と想像しています。

ラスト1ヵ月!これでもかっていうくらい遊ぼうね!!