2017年3月「いってらっしゃい」

3月25日土曜日晴天に恵まれながら無事に卒園式が終わりました。今年は0才から登園しているあいちゃん(生後56日)やゆうちゃん!1才から登園しているひび君も卒園という事もあり生まれてから殆どの時間を共に過ごした子が卒園!という事でとてもとても感慨深い、、、一言では何て言っていいのかわからないくらい淋しい&嬉しい卒園式となりました。

毎年DVDを作っています。あいちゃんが初めての寝返りの動画も取り入れました。のりこが3分くらい撮った動画を10秒くらいにカットします。寝返りが出来そうで戻ってしまう、、、最後にやっと成功する姿に「お~!!」と歓声に近い声が上がっていました。
子供たちが遊んでいる姿や泥だらけの姿に大ウケしたり、大泣きしてくれる父母の方を見るとやっぱり今年も作ってよかった~!と改めて実感しました。卒園児の父母の方からビックなケーキのサプライズプレゼントもあり最後はみんなで食べました。
そして4月から10月までハイジのスタッフとして働いてくれていたようこちゃん(遠方に引っ越した)からのプレゼント(ピンクの折り紙を桜に見立てて作ってくれた花びら)を上から子供たちの所に散らしました。キレイな桜吹雪でしたよ!夜な夜な切ってくれたであろうようこちゃん!みんな喜んでくれていましたよ!ありがとう!
体調を崩した子以外全員参加の卒園式!皆さん本当にありがとうございました!

月曜日は午後休みをもらいました。用もなく休む平日は初めてくらいかな~?園の近くで買い物などしてウロチョロしてました。
あ~5時過ぎたね、、、もう6時、、、誰かお迎え来たかな?掃除大丈夫かな?、、、ノートは終わったかな?そういえばあのママ前あんな事言っていたけどどうだったかな?子供達お腹空いたって騒いでいるかな?
6時2分、、、6時5分、、、6時10分、、、6時13分、、、何度となく時間を気にする私、、、こんな事なら戻ればいいのに、、、でも行かない事に決めてみました。
そして6時30分のりこからあっさり「もう帰ります!」とメールが来ました。

ちょっと違うかもしれないけど親の不安ってこういう事かも?って思いました。大丈夫!大丈夫!って信じる事が出来ない、、、例えばいじめられたらどうしよう。いじめたらどうしよう。座っていられなくなったらどうしよう。勉強ついていけなかったらどうしよう。先生と馬が合わなかったらどうしよう。泣いて嫌がったらどうしよう。ご飯食べなかったらどうしよう。お腹痛くなったらどうしよう。このどうしようがどんどん大きくなって子供の方が敏感なのでそのままそっくり透視されてしまうような気がします。

しばらく前なのですがドッチボールをやっていた時急に「一回休憩!」とやめる年長さん。待っていると紙でお守りを作っています。中に何か入れたの?と聞いたら紙に【できる】と書いていました。「お守りがあればドッチボールがうまくできる!」との事でした
ここに書けば出来るって思うんだ~!と一瞬笑ってしまったけど、、、出来ても出来なくてもその気持ちが一番大事な事!みんなすごい!と思った日を思い出しています。
文字が書けなくても読めなくても自分を信じる!という事だけはハイジで唯一獲得した大事な事です。目では見えないので伝えにくい事ですが、、、この自分の力で培った自信を保てるように、子供を信じて、大人の不安を隠して「よし!大丈夫!行っておいで!!」と毎日背中を押して見送ってくださいね!

DVDの3曲目にmⅰwaさんの結という曲にしました。最初の冒頭が「大人のために生きているわけじゃない!」です。もしかしたらお父さんお母さんが小さい時、親のために生きてきた。そうじゃない!我が子には自由を望んでハイジに入れたって事もあるのかな~?自分のために自分の意思を貫ける子になって欲しいという願いも込めて、、、自分の意思を通す子は大人の思った通りにはならないし、、、願った方向には進んでくれないし、、、真逆に歩いて行く可能性もあります。それを認める、、、信じる、、、そっちの方が思った通りに歩かせるより難しいです。

信じる事が出来ない=自信がない子になってしまう
信じる事が出来る=自信がある子になる

と思っています。
今年の年長さんは先が読める子が多く3月は後、何日ハイジに来れる。4月になったらこの日は入学式でここから来れない。何てよく話しています。卒園式何着てくる?何て話も初めて聞きました。(苦笑)先が読めるだけに不安も大きく大荒れの時期も多々ありました。ハイジを卒園ってここで育った子には大海原に落とされるくらい不安なのだろうと思いました。でも学校に行ってみたら50センチくらいのプールかもしれない、、、大丈夫大丈夫!と信じています。
2月のわくわくタイムで卒園記念を作りました。月に1回来て教えてくれるわくママが「今年の年長さんの会話おもしろかったよ~!一人一人の事を全部把握していてまるで家族だね!」と言っていました。そう!大人も子供も共に育っている家族なんです!いつでもどんな時も味方だし、離れてしまってもお互い見守りあっているので大丈夫!

みんなはもうこれでもかっ!ってほど遊んだよ!
いってらっしゃい!いつでもここで待っているからね~!