2016年10月「心が動く」

10月に入ってから細かい事でちょこちょこ悩んでいる事が多く、こうなると色んな事がどんどん負のスパイラルに入ってしまいます。
「あれっ?忘れ物した?」「あれっ?ここも片付けてない」「あれっ?あの人あんな事言っていたけどあの後平気だったかな?」「あの書類は大丈夫だった?」「トイレで携帯落としたらどうしよう」「ここでお腹痛くなったらどうしよう」
次から次へと不安ばかりが募ってきて、、、本当に片付けられないし、忘れ物ばかりになります。しかも寝たけど寝てない状態、、、お腹も空かないし食べても美味しくない、、、行動にも責任も自信も持てないのですべてにやる気も出ない、、、

今まで高学歴と言われる人が「学歴より自己肯定感の方が大事ですよ~!」と言っていたけど、そうなのかな~?と不思議な感じでしたが「あ~こういう感じなのか~」とちょっとわかりました。
脳が考える事をストップさせてしまう。心が動かない。って事は体にどんなにいいと言われている食べ物でも、どんなに大事な勉強でも、どんなに必要な運動でも結局
『心が動く!』
事がない限り何にもならない事なんだぁ~と改めて思いました。

ハイジの子達はみんな自己中心的に動いています。特に3才児はすごい!午後あーちゃんが私の所にやってきて「けい君があーちゃんの事ブランコから落とした!」と言っています。「そりゃ大変だった!けい君の事後で怒っておくからね」と言うと「うん!!」と大きくうなずいて自分は全く悪くない様子!後でスタッフに聞くと「あーちゃんが絶対ブランコ貸さない。み~んな待たされていて、最後にしびれ切らしてけい君が奪いに行ったんですよ~笑」と、、、まっそんな事だろうとは思っていましたが、、、まるであーちゃんは被害者です。
かのちゃんも毎日ドレスで毎日ハロウィンですし、、、しょう君も夜は寝ないでジューオージャーになり切って戦いごっこやってるみたいだし、、、

でもこの「自分が中心」で「自分の心が動く」事を許してもらえる!という日々は子供にどれだけの自信に繋がるか、、、これが3年も4年もは続かない、、、こんな風に大人にとっては「わがまま」と思える事をやり切った後、一気に周りが見えて自分が振り回される側に回っても優しく受け入れられたりする心の広い存在になったりします。

土曜日卒園児との会話で
ゆうこ、、、ハイジではみんな言いたい事言って好きな事やっててさ~
卒園児、、、自由にしたのはゆうこだろう!
ゆうこ、、、んじゃ自由にしない事にしようかな~
卒園児、、、それじゃ子供が集まんないだろう!
ゆうこ、、、えっ??(いやいやあまりに自由過ぎて不安な親御さんも少なくないのですが(苦笑)と心の中でつぶやきました。

でも小さい時から四六時中ハイジにいた子達がこれだけハッキリと自由の大事さを知って言葉で言ってくれて私も(やっぱりこれでいいんだ~!)と自信をもらえた一日でした!